2011/12/20

コーヒー農園


ポアス火山の後、コーヒー農園にも立ち寄りました。
近年、コスタリカでは
コーヒー農園の観光ビジネス参入がすごいそうです。

地味にコーヒーだけを作っていた農園に
大きなレストランや土産屋を増築し
観光バスでやってきた大勢の観光客に対処。

私が訪れたコーヒー農園も
英文のガイドブックがあったり、
種を植える段階から収穫する所まで
一連の流れで見れるように設定されていて
最後にローストしたてのコーヒーを飲み
その後は自動的にお土産屋さん。

うまくできてます。


これは収穫したコーヒーの種子を取り出した後
残った物、果実と皮の処理をする場所。

ちなみに赤く実ったコーヒーの果実
コーヒーを作るのに必要なのは種子だけ。

収穫したばかりの果実をいくつか食べましたが
別に美味しくもなく、不味くもなく。
こんなフルーツの(コーヒーの実はフルーツ)
種子を取ってローストして
粉にして飲もうと思った人、
本当にすごいよなぁと思いながら先へ進むと
次に見えてきたのは乾燥地帯。


ただ只管コーヒーの種子を広げ
天日に干すそうです。

日本庭園などで
白砂に水の流れを表現する際に使用する
あの木製のフォークのような物、を渡され
これでしっかり働いてね、と。

何がなんだか分からずも
押したり引いたりしながら
役にたっていたかどうかは微妙なところですが
いい経験させてもらったな。


コーヒーノキの枝の先端に一つだけ成る丸い種子。
これをピーベリーと言うそうです。

日本語では丸豆。

普通の種子、つまりコーヒー豆と呼ばれる物は
平たくて二つの種子がくっついている状態。(双子)
そしてこのピーベリーは平たくもなければ
双子の相方もいない一人っ子。

全体の収穫量の3%程度にしかならないそうですが
このピーベリーコーヒー、
焙煎後に匂いを嗅がせてもらったら
ど素人の私には、その違いが分かりませんでしたが
味見をしたらその違いが私にも分かる!

ということで、貴重なピーベリーコーヒーを
農園で購入し帰ってきました。

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